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小型バイオマス発電導入コンサルティング

バイオマス発電事業における状況

2017年からスタートした改正FIT法以来、バイオマス発電の申請が急激に増加しております。その中でも買取価格は高いが調達が難しい間伐材、その次に価格が高い大規模運転に適した一般木材を燃料とした設備での申請が急増しております。そのため、各地で20年間運転し続けるための燃料確保の争奪戦が始まっており、製紙会社との奪い合いに発展した地域も出てきました。

バイオマス発電認定容量の推移

全国バイオマス発電所一覧地図

森林蓄積量と森林生産量のアンバランス

しかしながら国内の森林蓄積量に対して木材生産量を比べると、相当低いという課題も見えております。

森林蓄積量

一般社団法人日本木質バイオマスエネルギー教会引用

生産量のキャパオーバー

更には年々森林蓄積量が増加しており、人手不足や林業機械の保有数が足りない現状では生産量が追い付かないという問題も直面しております。


森林蓄積量の推移
※青:人工林 オレンジ:天然林、その他

一般社団法人日本木質バイオマスエネルギー教会引用

導入コンサルティング  ~バイオマス発電サテライト計画~

サテライト計画とは

弊社の狙いは各地域で管理しきれていない地域の山林を地場の森林組合や木材会社等と共同運用・管理を行い、森林伐採、チップ加工、運搬、消費まで共同体で行います。

共同体となることでそれぞれの分担作業に収益が発生し、長期的に安定化した利益をそれぞれが確保できるのが本ビジネスモデルの強みになります。また、チップ加工工場を軸に周囲の供給可能な距離にバイオマス発電を複数台設置することで、共同体の収益強化を図ります。

複数台のうち、いくつかのバイオマス発電設備には自らバイオマス発電設備を運営をしたいオーナーを募集し、引き渡します。オーナーは燃料調達の心配なく運用に専念でき、共同体はチップ供給先を確保すると同時にメンテナンスを請け負うことで新たな収益と雇用が発生し、自治体へはオーナーから税金を納めることで収益が発生します。

このように、全てにメリットが享受することができるバイオマス発電システムサテライト計画の導入をサポート致します。

サテライト計画

推奨小型バイオマス発電システム(低圧)

LiPRO(リプロ)

出力50kWの木質ガス化発電装置

リプロ

リプロサイズ

リプロ仕様

前提条件

  • 設置に必要な土地の大きさは200坪程度。
  • 隣接道路は10t トラックが搬入できる広さを基準としております。(※4t トラックでも検討可能ですが運送効率が悪くなります。)
  • バイオマスプラントに使用する燃料は木質切削チップで1日約2t (年間700t 程度)消費します。
  • プラントにはチップ乾燥機を標準装備し、数日分のチップを貯蔵することも可能です。そこへトラックからの燃料搬入を行います。
  • そのため、候補地から50km以内にチップ供給元があることが前提となります。
  • 燃料調達費用は加工済みチップで現場までの搬送費込みで10,000円/t前後を前提としています。
  • 輸送頻度はトラックの大きさにもよりますが、2~3日に1回程度を想定しております。
  • 調達費用が12,000円/tを超えると事業採算性が合いませんので、ご留意ください。

推奨小型バイオマス発電システム(高圧)

BioMax2

出力155kWの伝熱併用小型バイオマス発電

バイオマックス2

バイオマックス2特性

前提条件

  • 設置に必要な土地の大きさは200~10,000坪程度。
  • 隣接道路は10tトラックが搬入できる広さ基準としております。(※4t トラックでも検討可能ですが、運送効率が悪くなります)
  • バイオマスプラントに使用する燃料は木質切削チップで1日約5t(年間2,000t程度)を消費します。
  • プラントにはチップ乾燥設備を標準装備し数日分のチップを貯蔵します。そこへトラックからの燃料搬入を行います。そのため、候補地から2、30km程度以内にチップ供給元があることが前提となります。
  • 燃料調達費用は加工済チップで現場までの搬送費込みで10,000円/t前後を前提としています。輸送頻度はトラックの大きさにもよりますが、2~3日に1回程度を想定しております。
  • 調達費用が12,000円/tを超えると事業採算性が合いませんので、ご留意ください。

導入コンサルティングをご希望のさいには、弊社までお問い合わせください。上記以外の製品でもご相談可能です。

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